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<title><![CDATA[[ シンクル ] loveablemusicサイト　powered by syncl]]></title>
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<title><![CDATA[[ シンクル ] loveablemusicサイト　powered by syncl]]></title>
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<title><![CDATA[道に迷っても！]]></title>
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<description><![CDATA[<font size="2"><span style="font-family: Helvetica; ">今私はどこにいるのであろう。<br /></span><span style="font-family: Helvetica; ">もしかしたらポルトガルに戻っているかもしれない。<br /></span><span style="font-family: Helvetica; ">泣いて道に迷っているかもしれない。<br /></span><span style="font-family: Helvetica; ">歌っているかもしれない。<br /></span><span style="font-family: Helvetica; ">どのようでもきっと空の下にいることであろう。<br /></span><span style="font-family: Helvetica; ">子どもでいたかったが、大人になりたかった。けれども大人というものの見本にしたいものがなかった。そして今日もまた、ハチャメチャな私がいる。<br /></span><span style="font-family: Helvetica; ">私はできれば自分のことをしゃべりたくないのかもしれない。でもわかってもらいたいのかもしれない。その矛盾のはざまにもしかしたら、歌を書きたい！という動機があるのかもしれない。歌をうたうということはわたしにとってもっと違ったところにある。<br /></span><span style="font-family: Helvetica; ">それをまだ言葉にはできない。<br /></span><span style="font-family: Helvetica; ">自分が何を思っているのか、何がしたいのか、ということは自分ではわからないほうが私にとって普通だ。でも、嫌なことはできないし、しないし、もしかしたら死ぬかもしれない。<br /></span><span style="font-family: Helvetica; ">この間、ホロスコープの図を見せていただいた。とても綺麗な図。占いを信じる信じない、そんなことではなく、とても私を魅了するものであった。<br /></span><span style="font-family: Helvetica; ">空を見上げるのが私はとっても好きなんだなーと思う。オリオン座しか見つけられない私だが。遠くの物は美しくみえ、近くの物は醜く、もしかしたらみえるかもしらない。それは真実かもしれない。でも醜さの中に美しさをみたとき、愛情が芽生えるのかも知れない。ただの馴れ合いかもしらないが。<br /></span><span style="font-family: Helvetica; ">そう、私はいまどこにいるのであろう。今はきっと11月に入った頃だろうか。<br /></span><span style="font-family: Helvetica; ">灯りを消して静かに静かに。そしたらオリオン座はきっともう光っている。<br /></span><span style="font-family: Helvetica; ">道に迷っていたら、星を見上げよう。空に星があるかぎり。</span></font><span style="font-family: Helvetica; font-size: medium; "><br /></span>]]></description>
<pubDate>Wed, 09 Nov 2011 16:59:43 +0900</pubDate>
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<title><![CDATA[web「フィットネスで恋したい！」vol.34]]></title>
<link><![CDATA[http://mutom.jp/?p=diary&di=397046&ref=rss]]></link>
<description><![CDATA[‘メールねぇ・・・’<br />健次は吉沢里奈からメアドを受け取ったあと、軽い気持ちでの返信が出来ないでいた。<br />仕事以外でのメールを送っていいものか、迷っていたのだ。<br />‘小林の言う通りかな・・・考え過ぎなんだよ、俺・・・’<br />健次は、そうつぶやくと、ビフィータのソーダ割りに三日月形のレモンをギュッとしぼり、あおった。<br />&nbsp;‘や・ゆ・よ・・・吉沢里奈・・・’ 携帯を取り出すと、健次はメールを打ちはじめた。<br />‘こんばんは。お世話になっております・・・’<br />‘う〜ん、これは無いなあ〜・・・’<br />迷ったあげく、健次は簡単な挨拶文と、ホームページ案が固まった事、小林とアイランドで呑みはじめたところだというようなことをメールした。<br />「うん、これなら立派な仕事メールだよな。カズちゃん、ビフィータのソーダ割りちょうだい」<br />空のグラスを顔のあたりで揺らしながら健次がお代わりを頼むタイミングと同じくしてメールが・・・。<br />吉沢里奈からだ。<br />健次は速攻グラスを置くとメールに目を通した。<br />‘お疲れ様です。相変わらず仲が良いですね（笑）ホームページ案が出来上がったそうで<img src="http://static.syncl.jp/img/common/pictogram/pc/emotion_happy.gif" />このプロジェクト初めての具体的な提案ですから、来週、ボスに見せる前に私なりに拝見させていただいて<img src="http://static.syncl.jp/img/common/pictogram/pc/item_glass.gif" />１回のプレゼンでOKが出るよう進めましょう<img src="http://static.syncl.jp/img/common/pictogram/pc/body_scissor.gif" />今終わったところだから伺いましょうか？’<br />運ばれて来たビフィータに目もくれずに健次は返信した。<br />‘ありがとうございます<img src="http://static.syncl.jp/img/common/pictogram/pc/emotion_face31.gif" />お疲れでなければ、是非！！！レッドカーペットを敷いてお待ちしています<img src="http://static.syncl.jp/img/common/pictogram/pc/emotion_sign3.gif" />’<br />一見冷静そうに見える文面だが、健次の心の中は‘あ、あ、ありがとございます・・・ぜぜぜひ〜（汗）’くらい焦りまくっていた。<br />携帯を閉じてビフィータのソーダ割りにレモンを二つしぼると健次は、人差し指で氷をひとかきしてから深呼吸とともに口に運んだ。<br />仕事の話とはいえ、吉沢里奈がこれからやってくる事に、健次は一人高まり、頭の中は吉沢里奈の笑顔で満開なのであった。<br />半ば妄想の世界にいた健次に、遠くから呼ぶような声が聞こえ、徐々にその声が近づいてきた。<br />「おーい、ケンちゃん！」<br />まぎれもない、小林の声だった。<br />我に返った健次の目の前に二人の女の娘を連れてにこやかに腰掛ける小林の姿があった。<br />全身これ笑顔です、といわんばかりの小林は言った。<br />「この二人のお嬢さん、由衣ちゃんとメイちゃんでーす。こいつ、ケンちゃん。さあ、パーティの始まりだよ！」<br />「えっ、な・なに？」<br />健次は突然のパーティ宣言に露骨にうろたえた。<br /><br />]]></description>
<pubDate>Tue, 04 May 2010 11:50:46 +0900</pubDate>
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<title><![CDATA[web小説「フィットネスで恋したい！」vol.33]]></title>
<link><![CDATA[http://mutom.jp/?p=diary&di=225436&ref=rss]]></link>
<description><![CDATA[「お疲れさん！」<br />「お疲れ！Goodな企画完成と健次の体重２k減に乾杯！」<br />健次と小林はインターナショナル航空のホームページ用プレゼン資料を作り上げるとアイランドのカウンターで祝杯をあげた。<br />「いや、よかったよ、ありゃいいホームページになるよ。吉沢さん、喜ぶぞ！・・・。それと、体重２K減か。なんか明るい兆しが見えて来たじゃん。お前食ってないもんな。毎日のように通ってるっぽいし、フィットネスクラブ」<br />「なんかここんとこ軽くなった気がするよ、体だけじゃなくて気持ちもさ・・・。ところでなんで小林、俺が毎日通ってるって判るの？」<br />「判るも何もお前、手ぶらで通えるコースに変更したって言ってたじゃない。朝、妙に早く会社にいたり、酒飲まないで帰ったりさ。そんなこったろうと思うよ普通・・・。ぅん〜まいなあ、やっぱり生ビール最高！」<br />小林はグラスを一気に飲み干すと、おかわりを注文した。<br />「そっか、もしかして他の皆にもバレてんのかな？」<br />健次がこのところの定番、ビフィータのソーダ割りにレモンをしぼりながら言った。<br />「別にバレたっていいじゃん、でもまさかそんなに通ってるとは思ってないだろうよ・・・。ってか、お前マジでどれくらい通ってるの？」<br />「えっ？ああ、フィットネスクラブが休みの時以外はほぼ毎日だよ。夜、打ち合わせとか有る時は出社前に行くし。朝7時オープンだから。それとさ、最近、グループレッスンに出始めたんだけど、しほりちゃんのキックボクシングのクラスとかにハマっちゃってさ。楽しいぞ！汗すげーかくし」<br />「何そんなにイキイキと喋ってんだよ。さっきのプレゼンと勢いが違うわ」<br />小林は半ばあきれ顔で言うと、‘カズちゃん、生ハムちょうだい。あとちっちゃいボトルのスパークリングワイン。誰かが付き合ってくれないからさ、ちっちゃいの’と店のオーナー大島にオーダーした。<br />「そうだ、ずっと聞きたかったんだけど、俺の粋な計らいで吉沢さんとタクシーで帰った日、どうなった？お前このところ付き合い悪くて中々話す機会がなかったからさ、なんかドラマあった？」<br />小林が健次に顔を近づけながら言った。<br />「いや、何も・・・」<br />健次があっさりと返すと、<br />「えっ？あれを千載一遇のチャンスとしないで何やってんのよ！」<br />「メアド貰った・・・」<br />「ほら、何も無いじゃなくて、あったじゃん。で？今はヘビーローテーションでメル友か？」<br />「いや、まだ一度も返してない・・・」<br />「お前なあ、どこまで錆ついちゃったの！この場で返しな、メール」<br />「いや、まだいいよ。それに、仕事で緊急のことがあればメールください、って言ってたから。クライアントだし、彼女・・・」<br />「なんだよそれ。まずメールを返す事だろが。そんでもって、何回か仕事にかこつけたやり取りするうちに、‘実は今度の日曜日、オーチャードホールでのサラ・ブライトマンのコンサートがあるんですが、なんか彼女そんな感じじゃん、一緒に行くはずだった友人に急用ができて、失礼とは思いながら、もし、もしその日お時間あったら、お付き合いいただけませんか？’‘あっ、はいOKです’ってなことになるかもしんないだろ！・・・。お前、そんなこと判ってんだろうに。カズちゃん、赤ワイン。あとテールシチューね」<br />小林は鞄から自分の携帯電話を取り出して健次に見せながら、<br />「俺なんか見ろ、この２ショット。先月の飲み会でGETした玲奈ちゃん。今サイコーにHappyなわけよ。もう久々Steadyって感じでさ。お前、結婚式にはスピーチ頼むぞ！」<br />「はいはい。一度でいいからスピーチさせてくれよ。お前のそういった話、いつの間にか無くなっちゃうからさ。カズちゃん、ビフィータのソーダ割りね。レモン沢山切ってよね。スマイルカット」<br />健次が笑いながら言った。<br />「馬鹿だなあ、Steadyってんだろ。健次こそ早く自分のメアドくらい送っときな。あっ、カズちゃん忙しいだろ、俺持ってく」<br />２人連れの女性がお客として入ってくると、小林は大島からおしぼりとメニュー表を奪うように受け取ると、いそいそと２人のところに行った。<br />「なにがSteadyだよなあ、カズちゃん。あきれてものが言えないよ」<br />健次と大島は顔を見合わせてクスッと笑った。<br />小林は満面に笑みを浮かべながら２人と話し始めた。<br /><br />]]></description>
<pubDate>Tue, 29 Sep 2009 18:21:11 +0900</pubDate>
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<title><![CDATA[web小説「フィットネスで恋したい！」vol.32]]></title>
<link><![CDATA[http://mutom.jp/?p=diary&di=204706&ref=rss]]></link>
<description><![CDATA[<br />「・・・というように、幅広い年齢層をターゲットとします。そのためTOPページは従来の航空会社のホーページらしからぬ親しみやすさを演出しています。しかしながら、深層に入って行くと‘正確’で‘安全’、しかも‘経済的’という３つの要素を核にして、ユーザーの信頼を得ることと、リピート率を上げることにつなげたいと思っています」<br />社内の企画会議で健次がインターナショナル航空のホームページ案をプレゼンしている。<br />「おおよそいいんじゃない。営業的にも行けるよ。デザインとしてはB案がいいね」<br />小林が言うと、<br />「クリエイティブ的にもその方向がいいんじゃないかと思っています。他の方々どうですか？」<br />クリエイティブの安藤が促すと異口同音にB案との声。<br />「よし、ではB案をメインにA案C案を微調整して」<br />健次が部下に指示した。<br />「うん、その方向でいいけどさ、グローバルさの演出のひとつとして、インターナショナル航空のネットワークの先々の最新情報とかお徳情報とか入れ込めないかな。あと、ユーザーの参加性みたいなこと・・・ちょこっと考えて」<br />部長の内野が最後に言った。<br />「了解しました。そこんとこ加えて完成させます。ではお疲れ様でした」<br />健次が会議を閉めて片付けをしていると内野が言った。<br />「小野さ、最近なんか顔が締まってきたな。精悍な感じがするよ。プレゼンしてても説得力あるしな。じゃ、頼むよ」<br />「あっ、本当すか。ありがとうございます。部長はチョイお腹でました？」<br />「うるせ〜。褒めるとすぐこれだ。よろしく！」<br />内野が笑いながら出て行くとユキが近寄って小声で言った。<br />「小野さん、実は私も思います。カッチョいいですよ。フィットネスクラブ、今度いつ行くんですか？私も一緒に連れてってくださいね」<br />「あっ、ああ。このところご存知の通りこの企画で忙しいから中々行かれなくてさ。一段落したら行くつもりだから、そんとき誘うわ」<br />「よろしくおねがいしま〜す。待ってますね」<br />健次は出勤前後や土日とほとんど毎日のように通っていることを回りに知られないようにしていたので少しあせった。<br /><br />]]></description>
<pubDate>Tue, 01 Sep 2009 06:22:25 +0900</pubDate>
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<title><![CDATA[web小説「フィットネスで恋したい！」vol.31]]></title>
<link><![CDATA[http://mutom.jp/?p=diary&di=194002&ref=rss]]></link>
<description><![CDATA[ジムエリアに向かうと中野しほりがレッグプレス・マシンを指差して言った。<br />「まず正しいフォームをチェックしましょう。はい、いつも通りトレーニングしてください」<br />言われるがままに健次はマシンに座ると重りをセットして両足に力を入れた。<br />「ナルホド。はい、小野さんいいですか、まずスタート時点の足の位置は膝と足の裏をセットするこの台が90度くらいになるようにしましょう。それと今は4つで伸ばして4つで戻るくらいのリズムですが、これを8つで伸ばして8つで戻るにしましょう。スロートレーニングというんですけど、今まで以上にジワッと効いてきますよ」<br />「了解。うわっ、結構キツいよ。このスローテンポ・・・」<br />「でしょう。でもね、成長ホルモンの分泌が促されてより効果的に効いてきます。がんばってください。あと正しいフォームで、今、どこの筋肉を使ってるのか意識する事が大切です」<br />健次は記録ノートに中野しほりが言った事を丁寧に書き留めた。<br />こうして一通りのフォームチェックと新しいエクササイズの追加の後、中野しほりが言った。<br />「そうそう小野さん、グループレッスン出た事ありましたっけ？」<br />「いや、なんか踏ん切りが付かないというか、なんとなく恥ずかしいといういか、出た事無いんだよね、まだ・・・。エアロビクスとか絶対むかないと思ってるし」<br />「一人で運動を続けるのもいいですけど、たまには大勢で動いた方が、動きが続いたり、キツい動作だったら一人でやるより追い込める場合もありますよ」<br />「そう思ってさ、今日しほりちゃんのキック・スタイルというの出るつもりなのよ。あと武井涼ちゃんのパワー・リフトってやつ」<br />「おっ、いいですね。お待ちしてます。基本エクササイズとグループレッスンをバランスよく組み合わせて次のステップに行きましょう」<br />中野しほりがいつものようにニコッと笑った。<br />健次は彼女のこの笑顔に出会うたびに癒された。<br />「サンキュー！じゃ後ほど」<br />健次は中野しほりと別れるとラウンジでモバイルパソコンを使ってインターナショナル航空の広告プランを作りながらBCAAとSOYJOYの昼食をとった。<br />週末のお昼はこれが半ば定番となっている。<br />‘さあ、しほりちゃんのキック・スタイルってのに参加するか’<br />健次は新しいウェアに着替えるとスタジオに向かった。<br />スタジオの前には中野しほりが立って、参加するお客さんに笑顔で挨拶を交わしていた。<br />それを見た瞬間、健次は少し驚いた。<br />いつも上下長袖でフィットネスクラブのロゴが入ったジャージを着ている姿しか見た事が無かったが、今の彼女は、白にライトブルーのラインが1本入ったロングパンツに薄い水色のタンクトップ系のトップスだ。髪の毛も束ねてチョコッと後ろでとめている。出ているおへそがなんとも可愛い。<br />「参加するよ。なんか見違えちゃったな、しほりちゃん。カッコいいよ」<br />「あっ、ありがとうございます。たくさん動いてくださいよ。汗を沢山かいて、あと、お腹をできるだけ意識して」<br />中野しほりがはじけるように言った。<br />「了解！」<br />健次は新しい中野しほりの一面を見たような気がして、なんだかウレシくなった。<br /><br />]]></description>
<pubDate>Mon, 17 Aug 2009 15:26:43 +0900</pubDate>
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<title><![CDATA[web小説「フィットネスで恋したい！」vol.30]]></title>
<link><![CDATA[http://mutom.jp/?p=diary&di=170323&ref=rss]]></link>
<description><![CDATA[次の土曜日、健次は午前中からフィットネスクラブに向かった。<br />今日は中野しほりに初めて相談をしてカウンセリングを受けてからⅠ1ヶ月、２回目のカウンセリングを約束していた日だ。<br />時間通りにジムエリアに上がると中野しほりがいつもの笑顔で迎えてくれた。<br />「こんにちは。小野さん。頑張ったから楽しみですね。データ見るの」<br />「こんちは。どうかな〜。毎日計ってるんだけど体重はまだまだみたいだし」<br />「さあ、どうぞ〜」<br />健次はまず体全体のデータ測定器にのっかった。<br />「私の作ったプランはどれくらい実行できましたか？」<br />「ここに来た時は必ず実行したよ。まず10分腕を振って歩く。だいたい5.5kから6.5kくらいのスピード。それから首に始まって腰までのストレッチ。レッグプレスを90kで10回を3セット。ウオーキングマシンの傾斜角度を最高にして20分大股で歩く。ちなみにこれが結構こたえたよ。この時点で汗びっしょり。その後、日によって肩や胸を30k前後でで10回を2〜3セット。仕上げに時速10kで30分ランニング。そうそうその後、腹筋をできるだけ。って感じかな」<br />「素晴らしい！さすが小野さん。オッケーです。降りてください〜い」<br />ニコニコしながら健次の話を聞いていた中野しほりがコンピューターをのぞき込みながら言った。<br />プリントアウトしたデータ表を受け取ると、促されるままに健次は椅子に座った。<br />「中々いい結果じゃないですか」中野しほりが健次の横に座りながら言った。<br />「え、そう？」健次はデータの見方が判らないまま数字を追い続けた。<br />「ほらほら。ここ見てください。体脂肪量も体脂肪率も下がってますよ。メタボチェックも少し動いてるでしょ。ちょっぴり正常枠に近寄ってます。１ヶ月でここまで来るのは立派です。体重は時間の問題です。現に、ほら500減ってるじゃないですか」<br />「本当だ・・・いけそう？」<br />「はい。思ったより良い結果なので、安心して次のステップに行きましょう！」<br />中野しほりが軽くガッツポーズを決めると健次もそれに答えた。<br /><br />]]></description>
<pubDate>Sat, 18 Jul 2009 14:11:20 +0900</pubDate>
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<category><![CDATA[]]></category>
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<title><![CDATA[web小説「フィットネスで恋したい」vol.29]]></title>
<link><![CDATA[http://mutom.jp/?p=diary&di=142965&ref=rss]]></link>
<description><![CDATA[<font size="2">やる気の上乗せ状態の健次は次の日も仕事を片付けるとフィットネスクラブへと向かった。<br />通い始めて約一ヶ月。<br />体も徐々に昔の感覚を思い出し、クラブライフに余裕が出始めた。<br />自分でも鏡を見ていて、なんとなく顔が引き締まってきたような気がしてきた。<br />健次はいつものように10分歩くと、ストレッチをしながらジム内を見回した。<br />&nbsp;‘人のこと言えないけど、熱心に来てる人、いるもんだな’<br />黒ぶちメガネにあごヒゲのおじさん、いつも髪を後ろで束ねているスタイル抜群のOL風、ミョーに逆三角形のスポーツマンタイプ、お腹がポッコリ出ているのにいつもお腹出しファッションのオバちゃんなどなど、通ううちに見慣れた顔もできはじめた。<br />‘みんな何を目的に来てるんだろう？ダイエット、健康のため、ヒマ・・・’色々考えていると楽しくなって顔が緩んだ。<br />「おっ、顔つきが少しシャープになりましたね」<br />寝転がって腰を伸ばしていた健次は声のする方へ振り向いた。<br />「こんばんは。ずいぶん顔つきが変わりましたね」<br />武井涼、もと高校球児で主に夜シフトのスタッフだ。<br />「本当？実は自分でも少し引き締まったかな、と思いはじめたとこなの」<br />健次は起き上がりあぐらをかきながら言った。<br />「はい。最初お見かけした時に比べ確実に・・・」<br />「シャッ！やったね！・・・でもさ、タケイちゃん・・・あっごめんね馴れ馴れしくて。うちらの業界すぐ‘ちゃん付け’なんで」<br />「いえいえ、是非タケイちゃんでお願いします。でも・・・なんですか？」<br />「そうそう、でもね、体重は減らないのさ・・・」<br />「小野さん、確か一ヶ月くらい経ちますよね。で、ずいぶんブランクがあると言ってたじゃないですか・・・今は飛行機だとエンジンがかかったところ。これから離陸して飛行して行きますよね。そうすると体重も減る段階になるんです。小野さんくらい熱心にやってれば大丈夫」<br />「ふーん。Take&nbsp;Offか・・・」<br />「あと小野さん、どんなものをどれくらい食べてます？」<br />健次は、最近の食事事情を具体的に話した。かなり気を使っているつもりだ。<br />「うん、いいですね。そのペースで続けてください。代謝がよくなるまでは少し食べるの我慢してください・・・。それと、グループレッスンとか何出てます？」<br />言われてみればスタジオレッスン、出るきっかけが無かったなと健次は思った。<br />「いや、運動を大勢でやるという発想がなくて。なんとなく恥ずかしいというか、中野さんに教わったメニューを確実にこなしてたというか・・・」<br />「なるほど。僕が見る限り小野さん、体がしっかり目覚めたと思うので、そろそろ次の段階に入りましょう。実は僕もレッスン持ってるんですよ。バーベルを使う筋力トレーニング系ですけど。スケジュール表あの棚にありますから帰りに持って帰ってながめてみてください。けっこう大勢でやるのも楽しいですよ。一人だと10回しか持ち上がんないものも20回いけたり・・・」<br />「わかった。今度参加してみる」<br />「是非！待ってます。これからが体重の落ちる段階ですから、頑張って続けてください。そうそう中野もレッスン持ってますよ。チェックしてみてください」<br />「サンキュー！」<br />健次はその後いつものメニューをこなしアイランドに足を運んだ。<br /></font><br />]]></description>
<pubDate>Thu, 18 Jun 2009 22:53:18 +0900</pubDate>
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<category><![CDATA[]]></category>
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<title><![CDATA[web小説「フィットネスで恋したい」vol.28]]></title>
<link><![CDATA[http://mutom.jp/?p=diary&di=135318&ref=rss]]></link>
<description><![CDATA[「いや、本当にこんな時間までクライアントの吉沢さんにお付き合いいただいてしまって申し訳ありませんでした」健次は急にかしこまって言った。<br />「こちらこそどうも。楽しかったですよ。良い仕事をして行く為にはチームワークが大事ですから。機会があったらまた誘ってくださいね。私の会社の事、もっと知ってもらって、顧客を獲得できる、センスの良いプロモーションをお願いしますね」<br />吉沢里奈の言葉にウレシく思いながらも、当然なのだが、会社対会社的な答えに健次は少しへこんだ。<br />「私ね、子供の頃父の仕事の関係でパリにいたでしょ。週末に父が仕事先の方を家に呼んでパーティーしてたから。日本だと居酒屋がその代わりみたいなもんでしょ」<br />「なんかちょっと違う気がする・・・」<br />吉沢里奈のへんてこりんな理論に健次が笑うと、<br />「イメージ、イメージのことです」<br />吉沢里奈が両手を顔の前でプルプル震わせながら言った。<br />「イメージはもっと違う気がするんですけど・・・」<br />健次が大げさに両手を広げて言うと、二人は顔を見合わせて笑った。<br />「まあ、これからも日本のパーティー、イザカヤにお誘いさせていただきます。もちろんインターナショナル航空の国内シェアをNo1にするお手伝いが一番ですけど」健次は里奈の天然ぶりに少しほっとした。<br />「よろしくお願いしますね・・・あっ運転手さん、次の信号右にお願いします。そしたらコンビニの手前で降ります」<br />瞬きほどの時間に感じた里奈の自宅までの時間・・・。<br />信号待ちをしていた時、思いがけない事がおこった。吉沢里奈が携帯を取り出すと健次に言った。<br />「そうそう、何か緊急のこととかあったら私の携帯に知らせてくださいね」<br />里奈の番号を赤外線通信で受け取るとタクシーが止まった。<br />「あっじゃあ、後で僕の番号メールで送りますね・・・」<br />「はい、いつでも良いですよ。今日はありがとうございました」<br />吉沢里奈は丁寧におじぎをすると自宅の方へ歩いて行った。<br />「こちらこそありがとうございました」<br />健次はすれ違ったカップルが振り返るような大声で里奈に向かって頭を下げた。<br />しばらくボーッと里奈の後ろ姿を見ていた健次は運転手に促されタクシーに乗った。<br />健次は、お酒のせいではなく、上気して顔が火照っているのを感じた。<br /><br />]]></description>
<pubDate>Wed, 10 Jun 2009 13:03:51 +0900</pubDate>
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<category><![CDATA[]]></category>
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<title><![CDATA[web小説「フィットネスで恋したい」vol.27]]></title>
<link><![CDATA[http://mutom.jp/?p=diary&di=127067&ref=rss]]></link>
<description><![CDATA[<font size="2">レゲエのゆるいリズの中でゆったりと時は過ぎ、その中で吉沢里奈が帰国子女である事、今年12月で27歳になる事、なんと健次と同じ沿線の２つ幹線駅側であることなどが判った。<br />「さあ、明日もあるしそろそろ行きますか。吉沢さん、こんな遅くまでお付き合いいただいてありがとうございました」小林が営業マンの顔に戻ると言った。<br />健次とユキも軽く頭を下げた。<br />「とんでもない。こちらこそ。楽しかったから時間も忘れてしまったわ。どうもありがとうございます」吉沢里奈もペコッと頭を下げた。<br />「さあ、タクシー拾って帰りますか。吉沢さんは健次・・・いや小野課長、同じ沿線ということもあり送って差し上げて」<br />「オッケー！いあや、了解しました！小林営業２課長！」<br />健次はそう言いながらも事の展開に少し焦っている自分に気がついた。<br />「では、またよろしくお願いします。近々企画をもってお伺いします」小林がタクシーを拾い、健次と吉沢里奈を載せながら言った。<br />「楽しみに待ってます。おやすみなさい！ユキさん、今度、女性同士で行きましょうね」吉沢里奈が後部座席の奥から言った。<br />「あっ、ありがとうございます。お仕事よろしくお願いします〜」閉まるドアに両手を振りながらユキが何度も頭を下げた。<br />窓越しに健次は二人に右手を挙げた。<br />小林は健次に向かって軽くウインクした。<br />健次は見て見ぬ振りをして顔を前に向け運転手に行き先を告げた。<br /></font><br />]]></description>
<pubDate>Mon, 01 Jun 2009 15:38:01 +0900</pubDate>
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<category><![CDATA[]]></category>
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<title><![CDATA[web小説「フィットネスで恋したい！」vol.26]]></title>
<link><![CDATA[http://mutom.jp/?p=diary&di=109521&ref=rss]]></link>
<description><![CDATA[<font size="2">「素敵なお店ですね〜。私、海派なんですよ。特に島・・・。カウアイ島がお気に入りで、空港に降り立った瞬間からワクワクするんです。私のパワースポットかな」<br />アイランドに入るなり吉沢里奈は行った。<br />「よかった。僕も海が大好きで。どちらかというと・・・うん、海派ですね」健次は言った。<br />席に着くなり小林が言った。<br />「さあさあ、楽しく汗をかいた後は美味しいビールで乾杯だぁ！カズちゃん、生４つね・・・あっそうか、健次、お前違うんだっけ？」<br />「あっ、うん。カズちゃん、残波の水割り１つね」<br />「小野さん、ビールお嫌い？」吉沢里奈が鞄からハンカチを出してテーブルに置きながら言った。<br />「いやね、こいつ絶対痩せるんだ！って言ってまして・・・結構徹底してんですよ。まあいつまで続くかなんですけどね」小林がからかうように言った。<br />「あら、いいじゃない。痩せたら今よりおモテにになるんじゃい」<br />「そうなんですよ。今でも素敵な上司でカッコいい男性すけどね」ユキが目を輝かせながら言った。<br />「そういえば、すこし顎の辺りがすっきりしたのかしら・・・」吉沢里奈が健次の顔をマジマジと見ながら言った。<br />こんなに真近で吉沢里奈と目を合わせたのと‘すっきりした’という言葉に健次はドギマギすると同時にかなり舞い上がった。<br />（頭の中でアントニオ猪木が‘イチニッサン！ダァー！！！’と雄叫びをあげた）<br /></font><br />]]></description>
<pubDate>Thu, 14 May 2009 14:21:45 +0900</pubDate>
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<category><![CDATA[]]></category>
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